今回紹介する店は
奈加田
訪問日 2020年6月(金曜日)
訪問時間 19時頃
アクセス 石岡駅から車で5分程
周辺環境 住宅が多い
☆ここがおすすめ☆
- 趣きのある造り
- 接客が良い
- 旬の食材を使った料理
- どの料理も美味しい
- 日本酒も豊富
・概要
以前から、石岡に美味しい割烹の店があるとの口コミがあり今回訪れた。
石岡の中での認知度は高く、少し高めの価格設定だが美味しいとのことだった。
場所は石岡小美玉ICから南に1km程行った所にあり、アクセスはあまり良くない。
また店舗前の道路は中央分離帯があるので工業団地→線路方面からのみ入れる。
・外観
趣のある造り。
田舎のおしゃれな割烹料理の店の様。
・混雑状況
今回予約は自粛期間が終わって間もなくに取ったからかすんなりとれた。
2週間前に予約する事をおすすめする。
今回利用した日は2組のみだった。
また、1巡しかしないので隣の部屋の客と合わせて6人のみ。
・駐車場
駐車場は店舗前の舗装された所に10台程。
中央分離帯があるので工業団地→高架橋方向からのみ入れる。
・店内
奈加田は3部屋とカウンターのみとなっていて、カウンターは使っているかは分からない。
今回は2つの部屋の仕切りを取って、1部屋にしてくれた。
隣とは襖で仕切られており、声は少し聞こえる。
また、畳の上にテーブルと椅子が置いてあるので腰が良くない人でも安心して食事ができる。
しっかり換気もされていた。
こちらは部屋の掛け物。
落ち着いた感じで、光も暖かい色度の電気を使っている。
こちらはお茶。
早めに着いた人にお茶が提供される。
・メニュー
奈加田はメニュー表はなく、コースも6000円からとなっている。
ドリンクのメニュー表もない。
・注文したコース
6000円のコースを注文。
先付
右から、鮎を甘辛く煮たものの握り、海老グラタン、ジュンサイ、梅の甘露煮、サザエのパン粉焼き。
先付は和洋が混ざっている。
鮎の甘辛く煮たものの握りは、風味が良く美味しい。
漁が解禁になる今の時期にぴったりの一品。
今が旬のジュンサイも使われていて嬉しい。
サザエのパン粉焼きは先付けの他の料理を食べてからそこにあけて食べる。
身は歯応えがあり、肝は苦味が一切なく美味しい。
向付け
今回は鱧、烏賊、鮪の刺身だった。
鱧は梅肉と合わせて食べる。
烏賊はねっとりしていて旨味が強く美味しい。
炊き合わせ
鰊を干したものと、茄子、針生姜。
鰊は腹身の部分のみを使用しているので、程よい脂と鰊の独特の風味がして美味しい。
干してあるのでもちろん旨味は強く、針生姜と良く合う。
茄子はトロトロ。
油物
今回は鮎のフライ。
サクサクしていて、鮎がふわふわで美味しい。
白身魚なので揚げ物にすると更に美味しくなる。
何もつけなくても十分美味しい。
ソースのかけ過ぎは注意。
御飯物
今回は鰻重が出てきた。
愛知県産のうなぎを使っている。
たぶん養殖の鰻だと思う。
身はふわふわで脂の旨味、鰻の風味が強く美味しい。
上にかかっている山椒は後からピリピリ痺れがくるタイプ。
先付と油物が鮎だったので鮎御飯かと思ったが鰻が出てきたのでいい意味驚いた。
大きめでぷりぷりしている。
出汁も出ていて美味しい。
甘味
今回はタイ産のマンゴーだった。
果肉のぷりぷりした食感があり、甘みは控えめ。
ここでまさかのタイ産マンゴー。
6月は国産果物の中でも美味しいものがあるので、国内の旬の果物の方が個人的に良いと感じた。
以上が6000円のコース。
こちらは日本酒の一覧。
獺祭、久保田、八海山、出羽桜などの有名な日本酒から、石岡の渡舟も置いてある。
今回のお会計は1人当たり10500円程だった。
今回は生ジョッキ1人2杯、渡舟2合、熱燗約1升を4人で飲んだ。
・提供までの時間と量
コースなので食べ終わった頃にタイミング良く運ばれてくる。
量は酒を飲む人にはちょうどいい量。
どれも一工夫あり美味しかった。
都内などの割烹料理と比べると、この内容で6000円は安いと思う。
土地代が違うと考えれば妥当かもしれない。
・全体の感想
今回奈加田を訪れてみて、どの料理も旬の食材を使っていて美味しいと感じた。
食事はどれも一工夫あり美味しかった。
都内などの割烹料理と比べると、この内容で6000円は安いと思う。
土地代が違うと考えれば妥当かもしれない。
いろいろな場面で利用できる店だと思う。
美味しい和食、割烹を食べたい時は奈加田を訪れてみてはいかがでしょうか。
他の和食も紹介しているので和食 カテゴリーの記事一覧 - 美食フィルムこちらからご覧下さい。
by bisyoku film